春秋ともに天皇賞を制した『メイショウサムソン』。 本来ならば渡仏し、凱旋門賞に出場予定(10月7日)だったのだが、『馬インフルエンザ』の影響を受け、検査では陽性の反応・・・・惜しくもその機会を逃してしまう。 しかし、その意気込みは、GTトップクラスの名馬が数多く出場するこの『天皇賞』で炸裂。再び、春同様、いや、それ以上に、各々に訓練を重ねたライバル達に差をつけ優勝を手に入れた。どの馬が勝ってもおかしくないレースなだけに、この優勝はひとしおだろう。 騎乗した武豊氏も「手ごたえ十分。来年は凱旋門賞に挑戦したい」と語っていた。 新しい相棒との活躍に今後も目が離せない。 では、ご存じない方の為に凱旋門賞のプチ情報をご紹介。 本来ならば、『天皇賞についてのコバナシ』をと思ったのだが、あえて私は『凱旋門賞』についてお話したいと思う 『凱旋門賞(Prix de l'Arc de Triomphe=仏名)』は1920年10月3日に第一回が行われ、以後、毎年10月の第一日曜日に開催されるようになった。 歴史的にも有名な「世界最高峰の競走」の一つと認知されている、凱旋門賞。 その時代背景は第一次世界大戦後に衰退したフランス競馬界の活性を目的とし、始まった。 (2007.11.2)