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海江田万里の政経と生計のカンケイ
 【海江田万里 プロフィール】
●1949年 東京生まれ
●1972年 慶應義塾大学法学部政治学科卒
●1993年 衆議院議員選挙(東京1区)に日本新党から立候補、初当選。
●2004年 岡田克也代表による新体制のもと、ネクストキャビネット(次の内閣)厚生労働大臣に就任、民主党の年金改革案づくりに尽力。岡田代表の再選に伴い、ネクストキャビネット(次の内閣)経済産業大臣に就任。
●2005年 衆議院議員選挙で惜敗
●2009年 衆議院議員選挙当選。
予算委員会会理事、安全保障委員会委員。 民主党選挙対策委員長代理 民主党政治改革推進本部事務局長
●2010年 財務金融委員長。
9月
内閣府特命担当大臣
  ・経済財政政策
  ・科学技術政策
宇宙開発担当大臣
●2011年 1月
経済産業大臣
●血液型 AB型  ●趣味 絵画鑑賞、映画鑑賞、読書、漢詩  ●スポーツ 野球、剣道(二段)
●座右の銘 人生意気ニ感ズ  ●公式HP http://kaiedabanri.jp/index.html
 
トピックス
  「海江田万里の政経ダイアリー 2012/3/6号」
 
「―企業年金財政難と金融自由化影の部分―」
 

★AIJ問題で浮き彫りになった企業年金財政難と金融自由化影の部分★

 AIJの問題は、国会議員の関心も高く、民主党の財務金融部門会議 でも金融庁、厚生労働省からヒアリングを行いました。今回のAIJ 問題の背後には、現在の日本が抱える深刻な課題が横たわっています。

 ひとつは、企業年金の財政難の問題です。社会保障と税の一体改革で は、公的年金の財源問題がクローズアップされていますが、企業年金 も事情はまったく同じです。大量採用した団塊世代が、続々と企業年 金受給者になっているので、企業はこれまでの積立金を取り崩すこと になりますが、その積立額がすでに不足しています。不足額は企業が 穴埋めすることになります。しかし、現在の企業にそんな資金はあり ません。いきおい積立金の運用利回りを上げて、当座の積立金不足を しのごうとするのです。

 AIJはそんな企業年金の弱みを巧みについて、高利回りの運用をう たい文句に、中小企業の企業年金の運用を任されてきました。

 もうひとつは、金融自由化の影の部分が浮かび上がってきたことです。 1990年代の日米金融協議で、米国は強く日本の金融自由化を迫り、 企業年金の運用規制の緩和と投資顧問の参入が行われました。

 それまでの企業年金の資産運用は、たとえば株式や外国債券などへの 配分は30%以下に抑えるとの規制がありました。この規制は 1997年に廃止されました。投資顧問業の参入も同時期です。規制 緩和については利用者のメリットもあった一方で、今回のような事件 がおきると、その負の部分が際立ってきます。

 さらに考えなければいけないのは、AIJのような投資顧問業者に運 用を任せた企業年金の側にも全く非がなかったかというとそうでもあ りません。基金の理事長や常任理事、その他の理事は資産の運用につ いて、資産運用委員会を設けて、そこで資産が確実に運用されてい るかのチェックを行わなければならない決まりになっています。

 今回の事件でいえば、基金側が「どうしてAIJだけが高利回りの運 用ができるのか」と納得のいく回答を求めることもできたはずです。 それが行われた形跡はほとんどありません。しかも、基金の常務理事 には旧社会保険庁などの厚生労働省の役人が大量に天下りしています。 具体的に、基金にどのくらいの天下りがいるか、現在資料を要求して おり、やがて、この点も明らかになるでしょう。

 この際、企業年金の将来をトコトン議論すべきです。  

衆議院議員 海江田万里


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     「―海江田万里の経済熱線―」
「海江田万里の政経ダイアリー 2010/04/06号」
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